グローバルアクションミーティング「九州大学出前講義」

2024.11.14

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今回のグローバルアクションミーティングは、九州大学出前講義「文の構造と(英)文法」を開催しました。講師は本校OBでもある大学院人文科学研究院・教授 西岡 宣明 先生です。九大のオープンキャンパスで西岡先生に出会った生徒達からのリクエストで企画しました。西岡先生は、「自分の母校で講義ができるのはとてもうれしいことなので、機会があればまた呼んで欲しい。また、英語に興味があり、将来英語の教師を目指している生徒さんは、ぜひ九大の文学部に来て下さい。」とおっしゃいました。生徒の感想を紹介します。
・世界には7000以上の言語があり、その言語に共通する理論、普遍文法があるということに興味が湧きました。将来は海外で働きたいと考えているので、たくさんの言語を知りたい、触れ合いたいと思いました。
・英語の文法に苦手意識があり、英語自体に難しいという印象を持っていました。日本語と共通する部分があり、普遍文法でつながっていると思うと、英語に関心が持てそうです。
・人類は固有の言語器官があり、人類が誕生してから言語を獲得するまでの時間は、進化のスパンでは一瞬ということに驚きました。そのことから言語はそんなに複雑ではないという仮説を生み出したところにすごいなと思いました。
・すべての言語には構造があり、文章を、基本操作Merge(併合)とスコープ要素を用いて、図で説明されていて分かりやすかった。そもそもMergeやスコープという初めての言葉を知ることができ、英語を少し理解できた気がしました。
・文を文法的に正しいか誤っているか考える場面がありました。自分では間違っていることは分かっても、なぜ間違いなのかを説明することは難しかったです。でも説明を聞いてみるとしっかり文法にのっとった理屈があって、図を見て納得することができました。
・肯定文ではsome、否定文ではanyを使うことは知っていました。否定文でもanyが使えない時があるのは、以前から疑問に思っていましたが、理由が分かってすっきりしました。どの言語でも構造の違いで意味が異なってくるので、文の構造を理解することが大切だと思いました。

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