5月9日(金)に、第一体育館において、高校1年生を対象とした八代高校×八代市×熊本大学連携講義を行いました。
これは、八代市の抱える地域課題を専門家の視点から学ぶとともに、地域で活躍する大人(未来創造塾生)の考え方や取組を知ることで、自身の地域課題との向き合い方を考える機会とするために実施しています。
はじめに、熊本大学の鍋屋客員教授に「ローカルイノベーターたちが地域を救う!」という演題で、ご講義いただきました。
みなさんは、日本に今ある自治体の4割が消滅する可能性があることを知っていますか?
八代市も、2040年に今の7割の人口になるという予測がなされています。
その人口減少のメカニズムを、日本の流れなどの専門的な視点から学び、その対策として和歌山県田辺市で始まった未来塾の取組の事例を学びました。
次に、熊本大学の金岡副学長に「地方創生とは~人口減少のメカニズム~」という演題で、ご講義いただきました。
八代市の人口減少は、大学進学等での若者の流出に一つの原因があるそうです。
また、その流出した人たちが、地元に戻ってこないという現象が起きているということを、グラフなどを用いて教えて頂きました。
講義はPBL方式(Problem Based Learning)で行われ、生徒たちは周囲とアイデアを出し合いながら、楽しんで学べたようです!
鍋谷先生、金岡先生、尾山先生をはじめ、熊本大学及び八代市、菊池市の担当の皆様、ありがとうございました。
次回の八代高校×八代市×熊本大学連携講義は、7月4日(金)に予定していますので、生徒のみなさんは楽しみにしておいてください!