高1「探究」データ分析

2020.09.06

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9月4日(金)の「探究」は、「SDGsで課題発見~データ分析を通して地域の課題を発見する~」を行いました。

地域経済分析システム(RESAS:地域経済に関するビッグデータを地図やグラフで分かりやすく可視化したシステム)を使って、地域の「人の動き」をつかみ、特徴を分析して、地域の課題について考察し、課題解決に向けた方向性を考えました。今回は、八代市・水俣市・人吉市・芦北町・熊本県の「人口推移」「人口ピラミッド」「自然増減・社会増減の推移」に関するデータを使いました。

 

データを見るポイントは3つ。「どう推移しているか」「全国平均・都道府県平均・近隣自治体・類似自治体との比較」「数字の大きいところと、小さいところ」です。

自らの暮らす地域のデータだからこそ、それを目の当たりにして、生徒たちはいろいろと思うところがあったようです。以下は、生徒たちの「振り返り」からの引用です。

 

・今まで何も考えずに住んできた八代の過疎化という現実を見て、少し危機感をおぼえた。私たちにもできることがあると思うので、積極的に活動していきたい。

・中学校などで日本の人口について、少子高齢化にあることや、外国人の移住者が増えていることなどは知っていたが、自分の地元の人口の推移を見たのは初めてで、もっと地域のことを考えなければいけないと思った。

・自分たちの地域の課題を東京と比べることによってより明確に自覚することができた。自分の地域を大事にして、PRなども見たいと思った。住む場所を確保できるようにするといいと思う。

・人口についての資料を見て、これからの八代が自分たちにかかっているんだなと実感した。小さなことでも地域に貢献できるようにしたい。

・八代市の人口の2%は外国人だと聞いたことがある。外国の人が住みやすいよう、地方自治の参政権など外国から来た人の権利を拡大する必要があると思う。また、テレワークなどを利用することで企業を増やして若い人に戻ってきてもらう。

 

生徒たちは、地域の課題を自分に関わることとして実感をもって捉えることができたようです。

 

八代高校・中学PTA
八代高校同窓会

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