八高生自主企画「つなぐ、そして未来へ」

2018.03.19

お知らせ 


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つなぐ、そして未来へ  

~戦争体験者と高校生が伝えあう平和への思い

期日 3月26日(月)
場所 八代高校 技術棟2階学習室
開場 12:00  開会 13:00(15:00終了予定)
内容
 1 ラジオ番組「あなたは息子を戦場へ送れますか」「終わらない戦争」
 2 戦争中に子どもたちが触れていた本やおもちゃの展示
 3 戦争体験者と高校生の意見交流会
 4 来場者との意見交流

 

この企画は、3人の高校生が「今、戦争を知る世代が減ってきている。戦争を体験された方々の生の声を聞けるのは私たちの世代が最後だ。私たち若い世代は、戦争の体験や平和への思いを受け継いでいかなければならないのではないか」と考えたことから始まりました。彼女たちは、戦争を体験された方々にインタビューする中で、自分たちの中で戦争と平和に対する意識が変わっていくのを感じました。そして、他の人たちとも思いを共有していきたいと考えるようになりました。

ラジオドキュメント「あなたは息子を戦場へ送れますか」は、彼女たちが制作した番組です。「終わらない戦争」は卒業生が制作した番組です。「戦時中に子どもたちが触れていた本やおもちゃ」は、彼女たちが、宇城市在住の上村真理子さんを訪問し、展示するものとして自らの手で選び、貸していただいたものです。

「戦争体験者と高校生の意見交流会」では、戦時中のことや平和への思いをテーマに、語り合うことができたらと考えています。戦争体験者として来てくださるのは、上角実さん(90代)、澤本潤子さん(80代)、長尾てい子さん(80代)、八代市在住の方々です。生徒たちが依頼に行ったとき、皆さん快く引き受けてくださいました。70数年前、この八代にも戦争があり、爆弾が落とされたという事実を、生徒たちは初めて知ったようです。

意見交流会には、戦争体験者の子どもの世代である70代~60代の方や、高校生の親世代である50代~40代の方にも、参加していただく予定です。当日会場に来られた方々とも意見交流ができたらと思います。

「受けとめるには勇気がいる。でも、受けとめたい。そして、受け継ぎたい。今の私はそう思う」。そんな生徒たちの思いから生まれた企画です。いろいろな世代の方々にご来場いただけることを心から願っています。

八代高校・中学PTA
八代高校同窓会

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