5月24日(火)7限目、高校1年生グローバル・リサーチプログラム(課題研究プログラム)の一環として、公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本が提供する会社経営シュミレーションプログラムMESE(Management & Economic Simulation Exercise)の授業を実施されました。
公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本の松本高宜氏をお招きして、模擬授業の形式で高校1年4組がプログラムに取り組みました。MESEは、コンピュータを活用して意思決定力を養成するシミュレーション・プログラムで、「意思決定には”結果”と”責任”が伴う」という理解と認識を経て、広い視野にもとづく自律的判断力(考える力)、意思決定力、他人と違う意見をもつ勇気、異質の意見に対する寛容性、コスト意識など、社会生活に必要な基本的資質を育みます。生徒(約40名)を5名ずつのチームに分け、各チームを一つの企業として設定。各チームは仮想上の商品の価格・生産量・販売費・設備投資額・研究開発費をいくらにするか論議を行い、各項目を意思決定します。意思決定した内容をパソコンに入力。その後、各チームごとに出力される業績レポートを分析して次の意思決定をします。数回の意思決定をくりかえし、最終時点での業績No.1を競い合います。他チームとの業績比較は、シミュレーションに組み込まれているMPI(格付指標)によって行われます。
生徒たちも初めての経験に意欲的に取り組み、終了後は「もっと仲間との意思疎通を図ればよかった。」「もっと長い時間をかけて議論したい」などの前向きな感想を持っていました。今後高校1年生は6月~7月1学期中に、中学1年生~3年生は2学期にMESEプログラムに挑戦します。