平成28年4月14日の前震、16日の本震により、本校図書館は数千冊の本が書架から落下しましたが、幸い書架の倒壊などの大きな被害はありませんでした(本校の最大震度は5強)。熊本県図書館部会が、熊本地震による学校図書館(高校)の被害状況アンケートを実施し、県下の被災状況を現在まとめています。熊本地震で得た教訓を、全国の学校図書館関係者に伝えなければならないと思います。
学校生活の開始にあたり、読書の意義や図書館の利用方法などを知ってもらい、より良く活用してもらうため、高校1年生と中学1年生に行っています。
館内で七夕に関連する本を展示したり、「どきどき星占い」(図書委員が紙テープで作った星を天井の「夜空」に投げ上げて、くっついたら願いがかなうかも!? というもの。期間中、たくさんの星が天井を飾ります)を実施。また、本を借りた人に引換券を渡し、図書委員手作りの景品と交換もします。演劇部による特別公演もあり、毎年大いに盛り上がります。
POPコンテストやリサイクル図書の配布、文化系の部活動を回るスタンプラリーやビブリオバトルなどを行っています。ビブリオバトルは高校生と中学生、先生方の直接対決でとても面白いものとなります。
1回目は1時間、クラスみんなで同じ本を読みます。2回目は、図書委員の司会で意見交換を行います。同じ本を読んでも違った感想があり、本やクラスメートへの理解が一段と深まります。
毎日昼休みに日替わりでイベントを実施します。有志の生徒さん、演劇部、合唱部の皆さん、そして毎日放送でイベントの告知をしてくれる放送部の皆さん方の協力のおかげで、普段図書館にこない人たちもたくさん来館してくれます。