10月30日(金)、PTA主催の教育講演会を開催しました。新型コロナウイルス感染症対策として、高校2年生と3年生にまたその保護者にいのちの教育講演会としました。
助産師で思春期保健相談士の内田美智子様に「いのちをいただいてつないでいくこと~いずれ一人で生きていく君たちへ~」と題し、お話しいただきました。
生徒には「巣立ちの準備はできているか?」、保護者には「巣立ちの準備はさせているか?」と、一人暮らしをするための心構えを持っているのかを問いかけられました。それから、赤ちゃんが生まれてくる過程を映像(超音波画像等)で見せて、生まれてくることの素晴らしさを感じてもらい、「いのちの大切さ」「親への感謝」「感謝の気持ちを持って生きること」が大切だと話されました。また、高校卒業後は大学進学や社会人となっていくが、今「親にしてもらって当たり前と思っていないか!」、これからは何事も自分で責任を持って決め、生活していくこととなるので、「自分で選択できる能力」を身につけておくことが大切だと。そのためには、「段取り力」です。これを身につけるのに最適なのは「料理をする」ことだと。保護者の皆様、お子様にご飯を作らせる、弁当を作らせることをさせてください。卒業後の一人暮らしでは「自炊」が一番の節約になります。そのための準備を今のうちからさせておいてほしいです。週に1回は子どもに弁当を作らせるようにしてほしいです。とのことでした。料理が上手にできることは、食べることを大事にする若者、それはかっこよく、「自立の第一歩」です。私達保護者も子どもの成長のために、一人で生きていくための「自炊」「体と心の自己管理」「経済的自立」「生きがいや夢、よりどころを見つける」ことを訓練させていきましょう。行動が変わると人生が変わります。思い通りの人生は、自分にしか叶えられないということでした。