6月21日(金)に「未来人材育成 新しい時代を切り拓け!」のテーマで「九州はひとつ」の合言葉のもと、福岡国際会議場を中心に開催されました。午前中は、第3分科会「主体的な防災とPTA活動」に参加し、熊本地震「あの時熊工は…」と題し、元熊本工業高校定時制教頭の富田孝一様に当時の活動状況をお話いただきました。
被災した時は、「自らの命を守りながら、互いに助け合う」ことを実践されたそうです。そこで、この分科会では、「PTAとして復興支援に向けた子供達の活動を支援し、地域との繋がりを深めるために何ができるか、検討の時期にあるのではないか」と提案されました。
過去の災害の教訓を共有化し、保護者が災害を常に意識した活動を積極的に行い、子供達にも教え、学校や地域に協力すること。それが、未来を担う子供達が「生命を大切に、生きる力を育む」ことに繋がるものだということでした。また、3人のパネリストからは、子供達のボランティア活動や人を助ける人材になれるように、保護者の支援が重要だと話されました。
最後に、記念講演として、日本医師会会長の横倉義武様をお招きし、「健康な社会を作ろう」と題し、御講演いただきました。長時間のスマホ利用における体への影響(睡眠不足・体力低下・学力不足・視力低下)を知り、家族間でのルール作りをお願いします。そして、65才以上になっても、運動をし健康診断も受け、健康寿命を延ばすように心がけてください。ということでした。