第46回 熊本県学校図書館研究大会宇城大会に参加してきました。

11月22日(木)に砥用小学校と砥用中学校を会場に「第46回熊本県学校図書館研究大会宇城大会」が行われ、来賓として参加してきました。

研究主題を【~「主体的・対話的で、深い学び」を支える学校図書館をめざして~】とし、新しい時代に必要となる資質・能力として「生きて働く知識・技能の習得」「思考力・判断力・表現力等の育成」「学びに向かう力・人間性等の涵養」が学習指導要領に示され、その実現のために、主体的・対話的で深い学び(「アクティブ・ラーニング」)の視点から、子供達の学習意欲の向上につなげるような授業を、また活動を先生方が研究発表されていました。

小学校1年生では、子供達が幼稚園・保育園に読み聞かせに行く活動をするために、地域のボランティア団体の方々に御協力いただいて、「読み聞かせの極意」を伝授してもらっていました。下の学年に読み聞かせを行うことで、子供達自身の成長を実感するとともに、昔話を音読する楽しさを実感し、昔話を読もうとする思いを持つことができるような活動でした。

また、小学校4年生では、読んだ本を子供達同士で「語り合う」ための「ブックトーク」を授業に取り入れ、一人一人の考えや発言を認め、大切にするとともに、互いの考えのよさに目を向け、共に学び合う態度を養うような活動でした。

最後に、中学2年生では、ミニ読書会を通して、読書意欲を高めるための入り口になるように、子供達同士で自分の読んだ本を主体的に「本の良さ」「読書の喜び」を学び、伝え合うことで学習意欲向上が継続するような活動でした。

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次に、分科会では、1.魅力的な学校図書館づくり 2.読書センターとしての学校図書館 3.学習・情報センターとしての学校図書館 4.司書教諭と学校司書の連携 5.家庭、公共図書館、図書館ボランティア、他校などとの連携 に分かれて研究発表をし意見討論をされていました。八高の中村先生、渡邉先生、原田先生が、本校での取組「探究」のことを発表されました。

午後は、福岡教育大学の松久公嗣准教授に「読書感想画につながる感性の育て方~読書空間と教科横断型学習の提案~」と題し、連想させる訓練であったり、自由に描かせることで芽生える感性を大切にできるような指導をしてもらいました。子供達に「新しい価値を創造」させて、発想力を身につけさせてください。イメージトレーニングをさせることで生まれてくることだそうです。

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