平成30年度「熊本県公立高等学校城南地区PTA指導者研究大会」に参加して

11月4日(日)に熊本県立南稜高校において、城南地区PTA指導者研究大会が開催されました。

PTA本来のあり方について、会員の理解を深め、社会教育団体としての会員相互の学習、その他活動が活発に行われるよう、指導者の育成を目的として、本研究大会が開催されています。

今年は、東海大学非常勤講師の片岡正実様を講師に招き、「私達は今どんな時代を生きているのか?」~子供達はこれからどんな時代を生きていくのか?~と題し、御講演がありました。

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生き抜いていくための知恵を子供達には身につけてほしい。と「生き抜く知恵~五箇条~」を提言されました。

1.けっしてあきらめない 2.自分で決める 3.想像力を身につける 4.何事にも挑戦する 5.何でも食う

保護者の皆様、お子様にはこの五箇条を身につけさせるように頑張っていきましょう。

人に対する思いやりを持つこと、本人の気持ち次第で変われること、子供達の判断力はまだまだ劣っているので、大人がしっかり伝え、導いてあげましょう。と閉められました。

次に、研究発表として「青少年の健全育成とPTA」をテーマに2つの高校からPTA活動の発表がありました。

 

球磨工業高校育友会 「子供達の輝く笑顔のために!」

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「親子で学ぶ」PTA活動を中心に、地域の祭りにも積極的に子供と参加をされていました。

1.工業高校の特色を活かした資格取得の応援 2.部活動や課外等の応援 3.学校、家庭、同窓会、地域が連携した取組(地域活動)の応援をしています。とのことでした。

 

水俣高校PTA 「地域に愛される“水俣高校”を目指して」~水高って、実は、こんなにスゴイんです~

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水俣市長が「水俣市立水俣高校」の気持ちを持って水俣地域全体で支えます。と施策方針を掲げているとのことで、地域(Communityコミュニティ)の協力が全面的になされていました。そこでPTA活動にPT(C)Aの取組が盛り込まれていました。

定員割れを打破すべく、PTAと生徒会とで「ランチミーティング」を開催したり、地域の活動に子供達も保護者も積極的に参加し、「水俣高校」の素晴らしさを直にみせておいででした。また、水俣市の市報や地域の回覧板、JA等の団体広報誌にも「水高NEWS」を掲載させてもらい、各ご家庭に「水俣高校」の情報を発信されていました。

 

最後に、熊本県教育庁教育総務局社会教育課長 井芹護利様から、PTAは地域と学校の要です。時代を生き抜く力を地域と学校と協働で子供達に与えてもらいたい。そして、自己有用感をもたせ、がんばる力(あきらめない力)を身につけさせるように子供達を育ててもらいたい。と、講評を述べられました。

 

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