11月12日(日)、やつしろハーモニーホールにて、県高P連城南地区指導者研究大会が開催されました。
PTA本来のあり方について、会員の理解を深め、社会教育団体としての会員相互の学習、その他活動が活発に行われるよう、指導者の育成を目的として本研究大会が開催されています。
佐藤高P連会長より、子供達のコミュニケーション能力・自己アピール力の強化が大切になっています。親として、子の気持ちを考えながら対話していきましょう。と御挨拶いただきました。
今年の特別講演は、ウクレレプレーヤーの藤井衛さんの「あなたの夢は?」と題し、将来の目的をどう決めるのか?を話していただきました。八代工業高校出身で作曲家でもありラジオDJでもあるとのこと。みなさんも知っているCM曲をたくさんつくられていました。シューリーズやつかさの湯など。
会場のみんなが藤井さんにのめりこみ、講演に入りました。たくさん講演をされていて、最近進路指導講演に悩みがあるとのこと。職種の変化や生徒の忍耐力の変化で難しくなっているそうです。将来の夢を持つにあたり、その夢を諦められないことのであれば、まず「チャレンジ」してみる。失敗や挫折を味わっても、「チャンスは・・・ピンチの顔してやってきます。」
夢に向かうのには、
この2つのタイプに分かれて、進んでいきます。何がどう変わるかわかりませんが、「夢は必ず叶う。諦めなければ。」目標を諦めるのではなく、手段を変えて目標を目指せばいいこと。やる気さえあれば、どの仕事でも活躍できるので、手段を変えてもダメだったときは、目標を変えてもいいのです。
最後に「私の夢は○○です。」を「私の目標は○○です。」に考え方を変えて自分の目標に向かって生活していきましょう。とのことでした。
それから、会場の外には各学校の広報誌の展示があり、各校の様子が伺えました。
そして、昼食時間にアトラクションがあり、八代工業高校の電気科の生徒さんの研究発表(マグネシウム発電の研究)があり、マグネシウムと塩水で発電させ災害時の電力提供の研究でした。また、吹奏楽部の演奏には心が和みました。
午後は、八代農業高校PTAと人吉高校PTA(秀麗会)の研究発表「進路指導とPTA」を勉強させていただきました。
八代農業さんは面接指導を保護者が行い、親としての思いなどを面接時に伝え、仕事に対する思いを聞かせてあげる時間にあてていると発表されました。そして、人吉高校さんは、進路委員会の取り組みを発表されました。進路委員会では、進路講演会の開催や「大学のオープンスクール見学会(親も子も参加)」を実施しておられました。宮崎大学限定で親も子も両方で参加し、大学の良さを共有し、共に会話し、共通の意識をもって受験に臨まれていました。どちらも「親子の対話」が重要でした。私達もしっかり話していきましょう。
本日のまとめを熊本県教育庁教育総務局社会教育課の本村由紀博審議員に講評をいただき、子供を育てる上で、子供に自尊感情・自己肯定感を高めてあげて、成長させてあげてください。私達大人が、子供達の未来のモデルに…。子供達の活躍の場づくりを。とのことです。よろしくお願いします。