10月4日(水)、まず唐津東中学校・高等学校へ。校舎は、中学校が併設された時に新しく唐津城の付近から現在の場所に移設されたとのことで、全体的にとてもきれいでした。廊下は広く、掲示物も多く、来校者にも学校の様子がよくわかるようにしてありました。
創立117年。中高一貫教育12年目。校訓は「光・力・望」とし、学校教育目標を「自主自立」の精神を培い、知・徳・体の調和のとれた人格の形成を目指し、地域や国際社会の発展に貢献する、高い知性と志を備えた、心身ともに逞しい生徒を育成する、とされていました。中学校は1学年3クラスで、高校は6クラス編成のようで各クラスとも、中学から20名・市町から20名のクラスで運営されていました。
授業は、英語と数学を高校では2クラスを3分割した「習熟度授業」、中学では県からの加配により先生を増員でき「TT(Team Teaching)授業」を展開されていました。
中学1・2年次(基礎期)には、福岡大学訪問(中1)・九州大学研究室訪問(中2)等で素地をつくり、中学3年・高校1年次(深化期)には、授業体験会(高1の授業に参加、中3)や九州大学の学生による特別講座(卒業生講話、中3・高1)、英語ディベート大会や東中チャレンジ等の可能性を高める活動をし、高校2・3年次(応用期)には、難関大学特別講座等を個別に検討会議を重ね、進路指導方針を決める体制を取られていました。
午後、九州大学伊都キャンパスへ。10月2日より後期が始まり、10月7日8日は学園祭という慌ただしい中、3人の卒業生(住田君、井口さん、湯野君)に学内を案内していただきました。学舎内は先約があり大学側からの説明はいただけなかったのですが、学生から見た大学生活の様子や各学部でどんなことをしているのか等々、我が子に伝えるべき九大の魅力を教えてもらいました。我が子にしっかりと伝えてあげました。ご存知の通り、すばらしい大学でした。
帰りに、太宰府天満宮に立ち寄り、我が子の学業成就や合格祈願をしてきました。先生方も子供達のためにしっかり参拝されていました。参加した保護者は、縁起物としてお土産もたくさん買っておいででした。今回の研修も、みなさん楽しまれ、しっかり研修もされて、有意義な1日だったようです。来年度は九州大学舎内を説明してもらおうと思いました。楽しみにしていてください。