12月1日(木)13:30~本校第一体育館で標題の記念講演会を開催しました。
講師に東京大学薬学部教授の池谷裕二先生をお招きし、「脳から見た学習とは」と題しご講演いただきました。
神経科学および薬理学を専門とし、海馬や大脳皮質の可能性を研究されています。
まず、「ぜひ、東大を受けて下さい。」国から1人1千万円の補助が1年間に割り当てられています。4年間で4千万円ですよ。と利点を述べて、興味が沸いた生徒も多くいたことでしょう。
本題では、「知能を決める3つの要素」どれか1つでも欠けるとダメ!! 1.論理 2.言語 3.熱意(やる気)←見えない学力(大切)
「やればできる」と考えずに、「やらないとできない」と考えよう。だそうです。
また、「脳は 入力 よりも 出力 を重視」です。「読むだけ」ではなく、テスト形式で「思い出す訓練」をすることが大事だということです。「学習はツラいほうが深く定着する(見て覚えるより書いて覚える)。」、「脳は勉強でいじめぬいて活性化させよう。」と、効率のよい勉強法について語っていただきました。
「失敗は成功のもと」、いろいろな失敗をして学習し、それを深く定着されるように「思い出す訓練」をしながら、脳を活性化させて受験勉強を頑張って下さい。とのことでした。
最後に「受験脳の作り方」(新潮社)を生徒の皆さんにお勧めして、この講演を閉じられました。
ぜひ、ご一読を。