進路指導方針

本校の進路指導

本校の進路指導は、社会に羽ばたくに当たってしなやかに対応する力をつける教育を目指しています。ひとりひとりの持つ「将来やりたいことや学びたいこと」を大切にしながら、刻々と変化する社会にしなやかに適応し、羽ばたいていける基礎となる力を育てていきます。

八代高校の進路実現ストーリー

学年 テーマ 進路学習プログラム概要
高1 文系・理系の選択

自分の興味関心と将来進むべき学問分野をマッチング

  • 大学の学問分野研究:文理選択のための説明会
  • 専門家による講演会
  • 大学等が主催する各種大会やコンテストに参加
  • フィールドワーク、共同論文の作成
  • ポートフォリオの作成
  • 担任面談の充実
高2 志望校の決定

高い志を堅持し、ターゲットとする大学を決定

  • オープンキャンパス等への参加
  • 大学入試システムの理解
  • 大学等が主催する講演会等に参加
  • 課題研究と論文の完成
  • ポートフォリオの作成
  • 担任面談の充実
高3 進路目標達成

進路目標実現のための様々な支援

  • 一人一人に合った志望校合格戦略の指導
  • 模擬試験の結果等をふまえた正確なアドバイス
  • 小論文・集団討論・面接指導
  • ポートフォリオの作成
  • 担任面談の充実

ポートフォリオとは?

ポー トフォリオとは、在学時に体験・達成した様々な活動の記録や証しを「活動歴」として保管する「保管庫」のようなものです。ひとりひとりの成長の足跡を学業 の成績とは別の視点で多角的にみることができます。ひとりひとりの「マイポートフォリオ」をデジタル化して、3年間(中学生は6年間)で完成させ、大学入 試の多面的総合的評価にも活用することができます。

教育改革への対応

戦後最も大がかりな教育改革が進行中です。大学入試も大きな変化が予定されています。これまでの「知識優先」の形を改め、受験のためのスキルの獲得ではない、総合的な「学力」を測る方向に変化している最中です。

これからの入試に必要な総合的な「学力」とは?

子 どもたち一人一人が「自ら課題を発見して解決に導く力」を身につける基礎となるもので、21世紀型学力ということばで説明されていることもあります。それ は、「身につけた知識や技能を場面場面で活用し応用する力」と言い換えられます。活用するというところがポイントで、実践が伴います。「主体的に自分の頭 で思考し、自分の言葉で他者に伝え、他者と協働して課題解決の方向性を見つける」力です。大学入試もその力を測る形に今後変化していきます。

総合的な学力を育む本校の取り組み

  • 「言語活動」を重視した授業の実践
  • 「アクティブラーニング」の実践
    生徒の思考、判断、表現を促す参加型の授業です。講義をただ聞くのではなくペアやグループで議論したり発表したり教え合ったりする学びの形を積極的に取り入れます。
  • 探究的活動の実践
    生徒が自主的にテーマを見つけ、研究を進め、論文にまとめ、ICT機器を使ってプレゼンテーションする。
  • 校外のコンクールや競技会への積極的参加
  • ボランティア活動などの地域貢献活動を奨励
    多様な経験を深める活動を積極的に勧め、人間的に成長する機会を与えます。

高い志を支援

本校は毎年100名以上が国公立大学に現役合格し、難関大学や医学部医学科への合格実績も高いものを誇ります。大学受験の合格力を養うために進路指導部は次のような体制で生徒諸君を応援しています。

  • 「学問考 THE 鳳雛」の実施
    大学からの出張講義(20講座)を実施しています。実際の大学の授業を体験することによって、「やりたいこと」を見つけるきっかけになっているようです。
  • 模擬試験の計画的実施
    学力の分析を行い、生徒に学習の適切なアドバイスを与えます。
  • 志望校に合わせた課外授業
    進路志望別にクラスを編成し、最適な教材を選定して実施しています。
  • 難関大学志望者への個別指導
    課外や個人指導など手厚い指導体制でサポートしています。

「海外の大学で学ぶ」という選択肢にも積極的に対応します。

日本の高校を卒業後、国内だけではなく海外の大学をその併願先として選択する高校生が全国的に増加しています。海外に目を向ける生徒に対しても、本校の職員が対応・指導します。

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