8月29日(金)の2年生の探究は、「データサイエンス①」の授業を実施しました。
今回は、身近な店舗の販売データをもとに、データベースの仕組みや活用方法を学びながら、課題解決に取り組む内容でした。
まず、POSシステムなどの実例の紹介を通して、現代社会がどのようにデータによって動いているかを学びました。生徒たちは、データが意思決定や問題解決にどのように役立つかを理解し、興味を持って取り組んでいました。
次に、Googleスプレッドシートを使ったデータベースの作成では、VLOOKUP関数を用いて、商品コードから商品名や価格を検索する演習を行いました。実際に自分で操作し試行錯誤することで、関数の仕組みを理解しながら、データの抽出や検索の技術を体験的に学ぶことができました。
さらに、sAccessというオンラインのデータベース学習システムを活用し、販売記録をもとに「最も売れている商品は何か」「売れる曜日や時間帯はいつか」などの問いに対して、データを分析しながら考察を深めました。
最後には、「このお店の売上を向上させるにはどうすればよいか?」という課題に対して、データに基づいた提案を考える活動を行い、データサイエンスが実社会の課題解決に直結することを実感できたようです。
生徒たちは、データを扱う力が未来の社会で必要とされる力であることを理解し、探究活動を通してその第一歩を踏み出しました!