八代高校の探究活動では、さまざまな地域貢献活動を行っています。その中で、球磨川流域の環境保全活動を行っておられる団体「次世代のためにがんばろ会」と一緒に活動しているコアメンバーたちが、熊本市で行われた「第４回アジア・太平洋水サミット（4/23・24）」に参加してきました。
生徒たちは熊本城ホール１階展示ホールで「①球磨川流域の歴史」・「②球磨川下流域の環境について」・「③令和２年７月豪雨災害について」・「④市民と連携した川づくり」について、それぞれが活動してきた内容や考察を発表しました。会場では、水環境に携わる専門家や一般企業の方、海外の方など、たくさんの方たちが見に来られ、質問にも熱心に答えていました。はじめは緊張した様子だった生徒たちも徐々に場の雰囲気に慣れ、堂々と発表している様子が印象的でした。
生徒たちはこの回に向けて、現地調査やインタビューを行ったり、スライド資料や動画を編集したり、発表原稿を考えたり・・・と、実にたくさんの時間をかけて準備をしてきたそうです。ＳＤＧｓの達成に向けて懸命に取り組む高校生たちの姿を多くの人に見てもらい、たくさんのアドバイスをいただけたことは、きっと生徒たちの励みになっていると思います。
今回のイベントは、「次世代のためにがんばろ会」と「国土交通省八代河川国道事務所」の方々に大変お世話になっています。他校生との協働という貴重な経験もさせていただいています。この場を借りて御礼申し上げます。
〔追記〕
この活動に参加している生徒たち（エコユース八代コアメンバー）で、先日、八代副市長のところに表敬訪問にも伺っています。
「次世代のためにがんばろ会」の皆さんとエコユース八代コアメンバーとで一緒に作成した２本の動画と「エコユース八代」の活動紹介パンフレット、また、活動を共にしてきた方々のご紹介や活動内容をまとめた小冊子をお渡しし、感謝と激励の言葉をいただいたようです。
