本校の「探究(総合的な探究の時間)では、「国際社会の多様性を理解する人権感覚を身に付け、他者とのコミュニケーションを円滑に維持しながら、協働的、発展的に物事を遂行することができるようになる」ことを目標に年間計画に基づいて様々な取り組みを行っています。高校1年「探究」の取組みを紹介します。
高1探究【5月7日(金)6・7限 「SDGsを学ぶ④(SDGsで学問研究②)」】活動の様子
今回は前回に続き「SDGsで学問研究」の2回目を行いました。前半は進路指導部より進路選択を決める上で、1年次に行う文理選択の重要性について話がありました。文理選択は自分の能力・適性から判断したり、興味・関心から考えたり、将来の目標(ゴール)から逆算していく方法など、さまざまなやり方で自分に合った選択をする必要があります。自分の将来に直結する内容に真剣に耳を傾ける生徒の姿が見られました。また、今の自分の進路希望を具体的に書き出すことで、活動も行いました。目標に一直線で記述する生徒もいれば、自分の適性が分からずに悩む生徒もおり、友達同士で意見交換を行いながら自分自身のキャリアについてより深く考える第一歩となりました。
後半はポートフォリオの作成について学びました。探究活動だけでなく、部活動やボランティア活動、資格取得など意欲的に取り組んだ活動の記録を高校1年生から残していくことは多様化する入試に対応していくためにも必要なことです。ポートフォリオ作成を通して自己管理能力を育み、自律的な学習サイクルを習慣づけることができるよう探究の時間をうまく活用して頑張ってもらいたいです。