4月23日(金)7限、高校2年生では、「問いを立てよう」と題して新聞活用学習を行いました。
会では、各自が興味を持った新聞記事を持ち寄って、その記事を選んだ理由やSDGsとの関連などを書き、それらからどのような「問い」が立てられるかを考えました。
同性カップルを巡る裁判所の判決が相次いでいる記事を取り上げた生徒は、「学校の人権集会などでLGBTQについて学び、どんな人も安心して暮らせる社会になればいいなと思ったから。」と、この記事を選んだ理由を書いていました。
グループからは「私もなぜ同性婚が否定されるのか、とても疑問。これ から日本が認められる社会になってほしい。」「不利益になるものでもないので、認めてほしいね。」というようなコメントが寄せられていました。
この生徒は「なぜ同性婚に拒否反応を示す人がいるのか?」「日本と海外の同性婚の割合はどれくらい?」「LGBTQの方々にどのような取り組みができるか?」というようなことを「問い」として考えていました。
個人探究を進めていく上では、どのような「問い」を立てるかがとても大切です。社会に対する知識を増やし、探究活動を意義深いものにする「問い」を立ててほしいと思います。