10月2日(金)、本校卒業生で現在、岡山県でコロナウイルス感染対策の最前線で活躍されている頼藤貴志さん(医学博士・岡山大学大学院医歯薬学総合研究科教授 本校第47回卒)との意見交換会を実施しました。
コロナウイルスに関する正しい知識を知り、今起こっている様々な問題に対して、私たちがどう向き合うべきかを考えることを目的に本校JRCが企画・運営しました。当日は中高合わせて60名ほどの生徒が参加、感染防止のため頼藤さんとはオンラインでの意見交換となりました。短期間で世界中に感染が広がった新型コロナウイルスにより、私たちも臨時休校や様々なイベントの中止など大きな影響を受けています。また、ウイルス感染をきっかけとして、誤った情報の拡散や感染者への差別、誹謗中傷が起こっています。これらを克服するためは「優しさ」をお互いに持つことが重要であると頼藤さんは強調されました。
【以下生徒の感想より】
私はコロナウイルス感染拡大をうけて、当たり前だった日常が当たり前ではなくなり、目に見えないが猛威をふるうウイルスに恐怖を感じた。コロナ禍ではウイルスも拡がっていくが、差別や偏見も拡がっていき、人々の心も傷付けてしまう。(途中略)正しい知識を持ち、正しく予防することでコロナ禍を乗りこえられると学んだ。世の中が混乱している今、私たちに求められるのは優しさを持つことであり、互いに支え合い、助け合いながら生きていかなければならないと感じた。