7月17日(金)に開催した「課題発見ライブラリー(選択講座)」の報告2です。ここでは、受講した生徒たちの変化についてお伝えします。
生徒の感想の中に、「私は高校を卒業したら九州を出ようと思っていたけれど、八代でこういう取り組みがあっていることを知り、これから変わっていく八代を見たいなと思いました。熊本や八代の人口は、どうにかすれば改善できるんだと思いました。」というものがありました。
この言葉に表れているように、地域の大人の本気の姿に触れたり、地域の価値に気づいたりすることで、生徒たちは未来への可能性を感じることができ、挑戦しながら力強く生きていく土台となるものを持つことができます。そして、そのような高校生の姿、若者の存在が大人たちを動かし、さらなる未来への可能性が生まれます。
また、生徒たちは、今自分が生きているこの場所と世界がつながっているということを感じていました。彼らが「グローバル」や「グローカル」という言葉を、実感を伴ったものとして理解し、実践することができる人間に成長することができるよう、これからも様々な取り組みをしていきたいと考えています。
今回の取り組みは、熊本日日新聞でも取り上げていただきました。取材を受けた生徒たちは緊張しながらも、自分の思いをしっかりと語っていました。