7月1日(水)、「探究」の職員研修を実施しました。テーマは、SDGsです。
地域おこし舎代表の阿部昭彦先生にお越しいただき、「2030SDGs(ニイゼロサンゼロエスディージーズ)」というカードゲームを使ったワークショップをしていただきました。
このカードゲームは、2016年に作られ、以降、多くの企業や自治体、官公庁、学校で導入されています。SDGsを体験的に理解することができるゲームで、2019年にはニューヨークにある国連本部でも利用されました。
研修の目的は、ワークショップを通して、SDGsの考え方を体験として学ぶことと、「誰も置き去りにしない」というSDGsの原則を体感することでした。
あっという間の130分でした。カードゲームの途中では、仮想世界の「状況メーター」が、経済だけ発展して社会の温かさが足りないというバランスの悪いものになってしまいました。しかし、そこから参加者全員で意識しはじめたことにより、最後には、経済発展と他者を思いやる温かい社会の両方を実現させることができました。環境についてはあと一歩でした。
カードゲームの振り返りでも多くのことを学びました。なぜ、SDGsが私たちの世界に必要なのか。それがあることによってどんな変化や可能性があるのか。職員ひとりひとりがSDGsを自分に関わることとして考えることができた、とても有意義な時間となりました。