がん教育講演会(PTA主催) 10月30日(水)7限目
講師:久野内科医院 久野泰嗣先生
演題:がんにならないために大切なこと
〇予防医学の大切さ~病気になると100%は治らないことがある。
・一次予防:病気にならないようにする。
・二次予防:早く見つけて早く治療をする。
・三次予防:病気がひどくならないようにする。(リハビリ・再発防止など)
◆がんは遺伝子のコピーミス⇒1日に60兆個の細胞の内の1%が入れ替わり、その内の5000個がコピーミスをおこします。
〇がん予防
・喫煙しないこと。
・発がん性物質、食品添加物をなるべく摂らない。
・睡眠時間を十分にとる。
・がんの原因となるウイルスや細菌の検査をする。
<久野先生からのメッセージ>
がんは完全には予防することはできませんが、毎日の生活習慣に気を付けることで、がんになるリスクを少なくすることができます。たとえがんになってしまっても、早期に発見できれば治るようになってきています。タバコはがんになりやすくなるだけでなく、いろいろな病気の元となり、また周囲にも悪影響を及ぼすため絶対に吸わないようにしてください。
(生徒の感想)
・今まで野菜をあまり食べなかったり、夜遅くまで起きていたりして、食生活や生活習慣が乱れているので、がんを予防するためにも見直していきたいです。また、がんを早期発見できるように健康診断がとても大切であると思いました。
・タバコは本人のがんのリスクを高めるだけでなく、周りの人にも悪影響を与えてしますので絶対に吸わないようにしたい。
・日本はソーセージやハムなどの加工品に使われる食品添加物の規制が厳しくないことを聞き、日頃好んで食べていたので、表示を気を付けて見てみようと思った。