中高の保健委員会の生徒を対象に、熊本少年鑑別所、法務少年支援センターの小嶋萌加先生をお招きしSNSとの上手な付き合い方についてお話を伺いました。
SNSは犯罪に巻き込まれる最初のきっかけになることが多く、いろいろなネットトラブル、ネット依存やネットいじめなどについて自ら学び、回避するすべを身につけることが大切です。
<ネットトラブル回避術>
◎フィルタリングを活用する。
※18歳未満は必ずフィルタリングが必要。
◎守るべきルールを具体化する。
※「夜は使わない」ではなく⇒「PM9時~AM6時まではスマホをリビングに置いておき、自室に持ち込まない」など家族と話し合い、具体的にルールを決める。
◎信頼できる他者を見つけてすぐに相談をする。
(生徒の感想)
・ネット依存傾向にある中高生が93万人(7人に1人)という割合を聞いてとても驚いた。家族とSNS利用のルールを決めて、自分の人生がスマホやインターネットに振り回されないように心がけていきたい。
・ネットは便利であるが、被害者にも加害者にもなりうるので、自分の行動に責任を持って適切な使用を心がけていきたい。
・少年鑑別所と少年院の違いや鑑別所での生活の様子を学び、貴重な経験となりました。
・今の私はもしかして依存症なのかな、と思いました。スマホがないと不安になり少しそわそわします。今後、スマホとどのように付き合っていくかを考えていきたいです。