7月17日(水)、本県の前知事で社会福祉法人慈愛園理事長の潮谷義子さんを講師にお招きし、現代の子どもを取り巻く環境についての講演会が開催されました。今回の講演会は、潮谷さんの経験談を聞き、福祉現場の現状を学ぶことを目的としたもので、本校JRC部が企画・運営を行いました。以下は参加した生徒の感想(一部)です。
幼児園で育った子どもたちが熊本地震でボランティアをすることで「ありがとう」と感謝され、役に立つ自分を知ることで「もっと頑張ろう」と思えてやる気が上がったと聞いて、すごいなと思いました。親と子が一緒に生活できることは当たり前のことではないということも分かりました。
今の自分があるのは、祖先のおかげであり、また、母や父の存在のおかげであることをしっかりと心に刻むことができました。(途中略)自分に親がいること、家族がいることがどんなに幸せであるか、自分が将来への夢や期待を持って歩んでいくとき、そこにどれくらいの「生命」が関わっているのか、今を生きたいと嘆いている人がどれほどいるのかなど深く考えることができました。
※講演会の様子は7月21日付の熊本日日新聞にも掲載されています。