<文部科学省後援事業>
貧困と共に生きる子どもたち~あなたは生きていますか?本当の意味で生きていますか?~
7月27日(水)本校JRC部主催
文部科学省後援事業、幸せの種まきキャンペーン『貧困と共に生きる子どもたち』という演題で、出前講座を開催しました。
講師は、フィリピンのごみの山で暮らす子どもたちへの、長きにわたり支援活動を行っているSYDの常務理事・国際交流担当部長青木富造氏と、「幸せの種まきキャンペーン」担当の山口千恵子氏のお二人においでいただきました。
当日、中高合わせて95名の生徒の参加(希望者)があり、まず、世界のストリートチルドレンの実情を、そしてフィリピンのごみの山で暮らし、朝から夜遅くまでごみを求めてさまよい歩く子どもたちの様子、そんな子どもたちにSYDがどのような支援活動を行っているのかなどを、映像とともに紹介がありました。
<講演会に参加した生徒の感想>
〇八代高校2年女子
「私は今日のお話を聞いて本当によかったと思っています。こんなにも私の知らない所、知らない世界で、苦しんでいる子どもたちがたくさんいることを知ることができたからです。ゴミの山にゴミが運ばれてくることを心待ちにする子どもたちがいることを知ることができたからです。子どもたちの夢が、『学校に行って勉強すること』『大人になるまで生きること』『おなか一杯ご飯を食べること』ということを知ることができたからです。(中略)日々の中で、今日見た子どもたちの姿を思い出しながら、自分にできるボランティアをやっていきたいです。私にできることはささやかだけど、ボランティアの向こうに、小さな幸せの笑顔が待っていることを信じ、行動していきたいです。
そして、自分の環境や周囲の人たちに感謝し、精一杯生きていたいです。人を助けたり、気持ちを理解したり、分け合ったり、・・・もっともっと心が豊かでありたいと思いました。」