“やっちろ街中コレクション2018”を終えて
JRC部部長
平成30年3月18日(日)、私たちJRC部員は、熊本地震からもうすぐ2年、まだまだ復興途上の八代市をもっと元気にしたいという思いのもと、「世代と国境を越えて~やっちろ街中コレクション2018~」を開催しました。企画を立てたのは校長先生から毎年本校文化祭でやっているフェアトレードファッションショーをもっと広げ、八代の皆さんにも観ていただく機会はないか、という提案がきっかけとなりました。本校で実施しているファッションショーを街中で開催することができたら、とわくわくしました。そこで八高が企画に参加した”ちびっこ妙見祭“で私たちの支援をしていただいた担当の方に相談してみたところ、喜んで受け入れていただき計画を進めることができました。それからアーケード街の理事長さんや、街中活性化部隊の方々と、何度も打ち合わせを重ね、当日の流れやランウェイの長さ、時間配分などについて話し合いました。今回のファッションショーは、1部と2部に分け、1部は「世界のファッションショー」というテーマで、JICAから借りた世界の民族衣装を着たり、八代在住の留学生の方には母国の衣装を着て歩いていただきました。2部は「春物ファッションショー」。いま流行っている春物の服や、特別バージョンとしてウエディングドレスを着て高校生がランウェイを歩きました。すてきなウエディングドレスはエルセルモ八代様のご協力です。また、全てのモデルのヘアメイクは、熊本ベルェベル専門学校の生徒さんたちによるもので、一人一人のモデルに合ったヘアーや化粧をしていただきました。おかげさまで、ファッションショーの華やかさも増し、特別感が出ました。観客の方々にも喜んでいただけたと思います。
また、ファッションショーと同時に、「フリー・ザ・チルドレン」の活動も行いました。フリー・ザ・チルドレンとは、1995年に当時12歳のグレイグ少年によって立ち上げられた、貧困や児童労働などの過酷な環境から子供を解放することを目指す国際協力団体のことです。一着でも多く集まるよう、早くからチラシを作成し、様々な店頭に置いていただきました。おかげで、乳児から高校生までの古着がダンボール10箱分集まりました。協力してくださった皆さんに、とても感謝しています。
八代高校文化祭で行われていた「フェアトレードファッションショー」をさらに発展させ、八代のアーケードで「やっちろ街中コレクション2018」を開催できたことを嬉しく思っています。 大成功に終えることができたのも、私たちの夢や希望をきちんと受け止め、応援支援していただいた多くの方々のおかげです。心から感謝いたします。
みんなで創り上げたファッションショー!!!これからも沢山の方とのつながりを大切にし、JRC部を、もっと楽しい部活にしていきます!!!