知の触発プログラム「女子力UPで国際社会を生き抜く方法(JRC部主催)」が行われました。

2016.10.11

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平成28年9月26日(月)放課後、JRC部主催 「女子力UPで国際社会を生き抜く方法」の講演会が開催されました。現在福岡県男女共同参画センター”あすばる”館長、松田美幸氏を講師としてお招きいたしました。松田先生は企業や行政、産官学の経営層へのアドバイザーなど多数経験され、2014年4月から公立大学法人福岡女子大学学長特別補佐をされています。冒頭、先生がWhat has made you the person you are today? と質問され、「今のあなたは何でできてるか…?」先生は、今の私たちは、これまで様々な自身の選択によって自分自身が創られていること、そして選択はそれぞれ自由であるが、チャンスは平等に与えられるべきだと熱くお伝えになられました。その後は、日本や世界のジェンダーの問題についてお話しされました。

主な内容

①Gender Gap Index
以下は、JRC部による講演のまとめと感想
世界経済フォーラムが行っている、健康、教育、政治、経済の4つの項目を中心に、男女差が少ない国ランキングで、日本は145か国中101位である。まだまだ日本は女子が不利な立場であることが多い。
また、世界には女子が教育を受けられなかったり、若年層(12~14歳)での結婚(児童婚)を強いられている国がある。
②202030
日本政府が掲げている、「2020年までにあらゆる分野でリーダーになる女子の割合を30パーセントにする」という目標について。ちなみに、現在日本の女性議員(衆議院)はわずか10パーセント。
③5050:Planet 5050 by 2030
国連が目標としている数値で、世界のどこへ行っても、半分半分(50,50)な社会を目指す。
①、②、③については、今まで考えたこともなかったし、知りませんでした。そして、このジェンダーギャップを少なくするには、なにより教育が大切であるということ。そして、そのことが夢をかなえるチャンスを広げること。
最後に、今回の講演会のテーマである、”女子力”について先生は、いろんな問題や壁に出会った時、問題をそのままにせず”解決する側”に回る力のことであり、国際社会の中で生き抜くために、自分と違う価値観や人々を受け入れるキャパシティを持ち、自分の意見をしっかり言える強い人になってほしいと言われました。
チャンスがやってきたとき、「できないかもしれないけど・・」と思いながら取り組むのと「やれる!頑張ってみよう」と思いながら目標に向かうのには結果に大きな違いがあるとお話しされました。男女関係なく、一人一人の実力が生かされて、自分の夢を実現していける社会になるよう、勇気を出して、第一歩を踏み出していこうと思います。
JRC部 2年女子

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