「“夢の力”が世界を変える!」をテーマにした照屋朋子さん(NGOユイマール創設者)とファシリテーター日賀優一さんによる講演会&ワークショップが行われました。長崎県立諫早高校3年生の生徒さんも企画に参加、司会進行などのファシリテーターの仕事を担当してくれました。
昨年度に続くこの企画は、グローバル・リーダーである照屋朋子氏による講演とワークショップ(ワールドカフェ)を通して、生徒に知の触発を提供する目的で開催されたものです。中1~高3の希望者60人が45分の講演に参加し、その後およそ2時間のワークショップに参加しました。
照屋さんは、沖縄県出身で、早稲田大学時代に単身モンゴルに渡り、大学院在学中にNGOユイマールを設立されました。その後、モンゴルの孤児院と連携して子どもたちの自立支援に尽力してこられました。その取組が認められ、世界経済フォーラムが世界に貢献する若手リーダーに選出され、各国首脳や企業経営者などが集まる「ダボス会議」にも参加した経歴をお持ちです。また、ファシリテーター日賀優一さん(「三四郎の学校」事務局長)が、今回のワークショップの企画・運営を全面的に支援してくださいました。日賀さんは、さまざまなグローバル講演会の企画・運営を手掛けている方で、昨年度も本校でのワークショップを成功に導いてくださった方です。
講演では、照屋さんのこれまでの取り組みについて、行動した理由なども交えて生徒に分かりやすくお話されました。最後には、今やりたいことについてのお話もあり、生徒は照屋さんの持つ行動力に驚かされている様子でした。
その後、「夢を実現させるためには」をテーマにしたワークショップが行われました。参加した生徒は、最初硬さも見られたのですが、後半は自分の考えを人にしっかりと伝えることができるようになっていました。また、会の終了後に照屋さんに個人的に質問をする生徒が多数存在し、生徒にとってたいへん有意義な時間となりました。