知の触発プログラム

平成29年度

第25回アフリカの子どもの日

IMG_0594熊本県ユニセフ主催の第25回アフリカの子どもの日に高校生39名、中学生2名が参加してきました。駐日ガーナ共和国のシルベスタJ.K.パーカー=アロテ大使をはじめ、アフリカ18ヶ国から日本に来られた方々と交流を図りました。まずはアフリカの現状や言語、文化、音楽などそれぞれ興味のある10の分科会に分かれ、体験学習に参加しました。オープニングでは、中学生2人がアフリカの伝統楽器ジェンベをアフリカの方々と演奏し、ガーナ大使を歓迎しました。IMG_0622その後の交流会では、高校生による素晴らしい琴の演奏を多くの人に楽しんでいただいている中、食事を楽しみました。参加した生徒たちからは、「楽しかった」「英語で話をしました」「毎月交流会があればいいのに」などといった声が多く聞かれました。今回参加できなかった人も来年度はぜひ参加し、アフリカの未来について考える機会にしてほしいと思います。

 

 

生徒保健委員会主催「献血セミナー」+JRC部主催の「看護の出前授業」6月27日(火)

DSC_1725この日は期末考査の最終日。午後から、<医療の出前講座>として1部は生徒保健委員会主催の「献血セミナー」、2部はJRC部主催の「看護の出前授業」を希望者を募って実施しました。

医療系に進学希望の生徒や医療に興味のある生徒がのべ92人参加しました。

◎<1部>献血セミナー

熊本県赤十字血液センターの医師、高村先生をお招きし、献血についてのお話をお聞きしました。

講話の中で熊本県や全国の献血の状況、実際の献血の様子などのお話や輸血を必要とした患者さんのDVD視聴などがありました。

昨年は熊本地震の影響もあり献血をした人が減り、また、近年は若い人の献血離れがあるそうです。

献血は怖いイメージがあったり、時間がかかるのでは、どこでやっているの?などたくさんの疑問があると思います。

セミナーに参加した生徒の中に献血を経験したことのある人がいました。「献血は思ったよりも痛くなかったです。」と話してくれました。

献血は実際に針が刺さっている時間は10分ほどです。事前のアンケートや検査、献血後の経過観察などを含めると全部で40分くらいで終わるそうです。40分の時間を作って、多くの人に役立つボランティアをみなさんやってみませんか?

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・本校の体育の先生にゲストティーチャーとして参加していただきました!

体重78㎏の先生の体の中にどのくらいの血液があるでしょうか?

→答え:6リットル そのうちの400mlの献血はからだに負担がかからない安全な量とされています。

◎400ml献血基準

・男性17~69歳、女性18~69歳

・体重50キロ以上

☆鳳雛祭文化の部に献血車がやってきます!!

対象年齢の生徒はぜひ献血にチャレンジしてみてください。また対象年齢に達していない人は献血車の中の見学をしてみませんか?

地域を回っているの献血車の中を見せてください、とお願いしても入ることはなかなかできませんが、学校での献血の時には入らせてくださるそうです。ぜひ一度献血車をのぞいてみてください。一度雰囲気を見ておくと、次に機会が巡ってきた時に、やってみよう!と思えるはずです。

◇献血で多くの人の命が救われています。

◇献血には多くの人の協力が必要です。

◇献血に関する知識を増やし多くの人に広めていきましょう! (生徒保健委員長 高2福田)

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夢への第一歩 ~看護の出前授業~

6月27日(火)JRC部主催で熊本県内の看護職の方々による出前授業を開催しました。

この看護の出前授業は、看護職についての理解を深めることを目的として企画しました。

初めに講師の先生から看護職についての講話がありました。講話では看護職とは本来どのような仕事であるかという看護の概念を、ナイチンゲールの思想をもとに説明されました。

その中で、看護という仕事は患者さんの気持ちに寄り添い、少しでも不安やストレスを解消するために働きかける姿勢が大切であることを学びました。

次に「いのちのサインを観察しよう」ということで、実際に聴診器を用いて生徒たち自らが自分や他の人の呼吸音を聴く実習がありました。実際の呼吸音や心臓の音を聴き、とても感動して、興味津々、実習に取り組みました。

DSC_1737グループでのワークショップでは、それぞれのテーブルごとに看護師の方々が入ってくださり看護の仕事について話をしました。実際の看護についての質問をしたり、自分の将来について考えたり、など看護職という仕事についての理解を深めることができました。この看護の出前授業を通して、生徒一人一人が看護職とはどのような仕事なのかを学ぶことができたと同時に命の大切さも知ることができ、夢への第一歩を踏み出すことができました。

これを機に生徒自身が夢について学ぶことのできる機会が増えるといいなと思います。(文責 高3山口)

 

 

本校生徒が福岡県「みやこ町」でのワークショップに参加しました。

sansiro_01 sansiro_024月30日(日)に福岡県の「みやこ町」で開催されたワークショップ~「対話」を楽しむ!「対話」で学ぶ!~(主催:「三四郎の学校」事務局)に本校生徒2名が参加しました。県外での開催でしたが、積極的に参加してくれたことで多くのことを学び、かつ、自分の可能性や次の課題を発見してくれたようです。以下、参加した生徒の感想です。

今回参加した「本物の対話を体験しよう」というテーマでのワールドカフェでは、対話の大切さ、特に、相手の言うことを受け入れる話し方の重要性が理解できました。答えがたくさんある課題について、様々な人と議論ではなく、対話をすることが自分を成長させることにつながると思いました。

 

平成28年度

ボーダレスジャパン Corva社長 中村将人氏講演会&ワークショップ!

2月15日(水)7限目 ボーダレスジャパンCorva社長 中村将人氏による講演会とワークショップが実施されました。ボーダレスジャパンは、ソーシャルビジネスを世界的に展開する日本の企業です。その中でアパレルブランド「Corva」を展開しておられる中村将人社長をお招きしての講演会が行われました。講演会では、バングラデシュの児童労働をなくしたいという強い思いがブランドを立ち上げるきっかけとなったことや軌道にのるまでの苦労などについて、熱心に講演されました。その後のワークショップでは、「夢を叶える人とは」をテーマに生徒40名に中村氏が加わってのワールドカフェスタイルのワークショップを行いました。ワークショップ終了後も中村氏の人柄やこれまでの活動に感動した多くの生徒が中村氏を囲んで質問する姿が見られ、生徒には大好評でした。

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「市民と市長とのテーマトーク」in八高 が行われました

12月12日(月)15:40~本校会議室で八代市長とのテーマトークが行われました。

八代市からは中村市長をはじめ総務部長、市民環境部長、経済文化交流部長など多くの担当者の方に出席していただき、本校からは2年生を中心とするDiscover Yatsushiro Project Team12名が参加をしました。傍聴者も本校から30名程度参加し、非常に盛大な懇談会となりました。八代市の活性化のため、「パンフレットの作成について」「サミットの開催について」「CM作成について」の3つのテーマをもとに、市への提案や市長との直接の意見交換を行い、お互いに満足のいくような内容でした。このテーマトークを1つのきっかけにして今後も地域活性化に向けて頑張ってほしいと思います。

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脳から見た学習とは?東大教授、池谷先生が伝える脳と学習の関係性に生徒たちは大いに引き込まれました。

img_754012月1日(木)、八代高校創立120周年PTA記念講演会が行われました。

講師の先生として、東京大学薬学部教授の池谷裕二先生にお越しいただきました。

世界中で行われている脳に関する実験の結果を聞いたり、脳と目が起こす錯覚に関する実験をその場で体験したりするなど、生徒の興味が絶えることのない講演でした。

またこれから益々その可能性が期待されている人工知能の最新の知識を聞くことで、生徒たちがこれからの将来でどのような人材が求められるのかについても学ぶことができました。

「どんなことが起ころうとも柔軟に対応できる力を持った人材」img_7422img_7414

生徒の頭に深く刻まれたことでしょう!!池谷先生、ありがとうございました。!

 

 

第8回『学問考THE鳳雛』が開催されました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERA10月7日(金)、高校1,2年、中学3年合同企画として、第8回『学問考THE鳳雛』が開催されました。熊本大学、佐賀大学、九州大学、九州工業大学、宮崎大学、下関市立大学、熊本学園大学、尚絅大学、ルーテル学院大学、崇城大学、熊本保健科学大学の計11の大学から15名の教授の方に来ていただき、それぞれの研究分野を講座という形で公開していただきました。医学、文学、経済学など研究分野は多岐にわたり、中学生と高校生の生徒たちは一足早く大学の講義を経験することができました。それぞれの生徒が自分の興味のある講座を選択し、普段はめったに触れることがない高度な研究内容や知識を前に、興味津々に授業をを聞く様子がうかがえました。

 

高校1年生対象に第一志望貫徹のための進路講演会を行いました。

9月30(金)放課後16:40~ 本校会議室にてベネッセコーポレーションの森下雄一郎氏を講師に、高校一年生を対象に高い目標を持ち、第一志望の大学に向けて最後まで努力することの意義などについての進路講演会を開きました。今回はネットを通してテレビ会議システムで講演・質疑を行いました。生徒にとっても初めての経験だったと思われ、興味しんしんといった様子でした。

 

「女子力UPで国際社会を生き抜く方法(JRC部主催)」が行われました。

dsc_0238平成28年9月26日(月)放課後、JRC部主催 「女子力UPで国際社会を生き抜く方法」の講演会が開催されました。現在福岡県男女共同参画センター”あすばる”館長、松田美幸氏を講師としてお招きいたしました。松田先生は企業や行政、産官学の経営層へのアドバイザーなど多数経験され、2014年4月から公立大学法人福岡女子大学学長特別補佐をされています。冒頭、先生がWhat has made you the person you are today? と質問され、「今のあなたは何でできてるか…?」先生は、今の私たちは、これまで様々な自身の選択によって自分自身が創られていること、そして選択はそれぞれ自由であるが、チャンスは平等に与えられるべきだと熱くお伝えになられました。その後は、日本や世界のジェンダーの問題についてお話しされました。

dsc_0234主な内容

①Gender Gap Index

以下は、JRC部による講演のまとめと感想

世界経済フォーラムが行っている、健康、教育、政治、経済の4つの項目を中心に、男女差が少ない国ランキングで、日本は145か国中101位である。まだまだ日本は女子が不利な立場であることが多い。

また、世界には女子が教育を受けられなかったり、若年層(12~14歳)での結婚(児童婚)を強いられている国がある。

②202030

日本政府が掲げている、「2020年までにあらゆる分野でリーダーになる女子の割合を30パーセントにする」という目標について。ちなみに、現在日本の女性議員(衆議院)はわずか10パーセント。

③5050:Planet 5050 by 2030

国連が目標としている数値で、世界のどこへ行っても、半分半分(50,50)な社会を目指す。

①、②、③については、今まで考えたこともなかったし、知りませんでした。そして、このジェンダーギャップを少なくするには、なにより教育が大切であるということ。そして、そのことが夢をかなえるチャンスを広げること。

最後に、今回の講演会のテーマである、”女子力”について先生は、いろんな問題や壁に出会った時、問題をそのままにせず”解決する側”に回る力のことであり、国際社会の中で生き抜くために、自分と違う価値観や人々を受け入れるキャパシティを持ち、自分の意見をしっかり言える強い人になってほしいと言われました。

チャンスがやってきたとき、「できないかもしれないけど・・」と思いながら取り組むのと「やれる!頑張ってみよう」と思いながら目標に向かうのには結果に大きな違いがあるとお話しされました。男女関係なく、一人一人の実力が生かされて、自分の夢を実現していける社会になるよう、勇気を出して、第一歩を踏み出していこうと思います。

JRC部 2年女子

 

 

照屋朋子さん講演会&ワークショップが行われました!

DSC_0076「“夢の力”が世界を変える!」をテーマにした照屋朋子さん(NGOユイマール創設者)とファシリテーター日賀優一さんによる講演会&ワークショップが行われました。長崎県立諫早高校3年生の生徒さんも企画に参加、司会進行などのファシリテーターの仕事を担当してくれました。

昨年度に続くこの企画は、グローバル・リーダーである照屋朋子氏による講演とワークショップ(ワールドカフェ)を通して、生徒に知の触発を提供する目的で開催されたものです。中1~高3の希望者60人が45分の講演に参加し、その後およそ2時間のワークショップに参加しました。DSC_0081

照屋さんは、沖縄県出身で、早稲田大学時代に単身モンゴルに渡り、大学院在学中にNGOユイマールを設立されました。その後、モンゴルの孤児院と連携して子どもたちの自立支援に尽力してこられました。その取組が認められ、世界経済フォーラムが世界に貢献する若手リーダーに選出され、各国首脳や企業経営者などが集まる「ダボス会議」にも参加した経歴をお持ちです。また、ファシリテーター日賀優一さん(「三四郎の学校」事務局長)が、今回のワークショップの企画・運営を全面的に支援してくださいました。日賀さんは、さまざまなグローバル講演会の企画・運営を手掛けている方で、昨年度も本校でのワークショップを成功に導いてくださった方です。

講演では、照屋さんのこれまでの取り組みについて、行動した理由なども交えて生徒に分かりやすくお話されました。最後には、今やりたいことについてのお話もあり、生徒は照屋さんの持つ行動力に驚かされている様子でした。

その後、「夢を実現させるためには」をテーマにしたワークショップが行われました。参加した生徒は、最初硬さも見られたのですが、後半は自分の考えを人にしっかりと伝えることができるようになっていました。また、会の終了後に照屋さんに個人的に質問をする生徒が多数存在し、生徒にとってたいへん有意義な時間となりました。

 

 

高校3年生対象「難関大志望者講演会」を開催しました。

7月20日(水)16:30より、高校3年生の難関大学や医学部医学科を志望している生徒たち26名と職員が参加して、

「人という環境~難関大の魅力」という演題で、ベネッセコーポレーション鉄緑会個別指導センター 東京校舎長の森下 雄一郎 様を講師に、インターネット回線を使ったテレビ会議システムを利用して実施しました。森下様は、「なぜ難関大を目指すことにメリットがあるのか」「難関大は他大学と比べてどう違うのか」「合格を目指すにはどのような学習スタイルを身につけるべきなのか」について、ふんだんに実例を交えて話してくださいました。講演のあとの質疑応答のセッションでは、生徒からたくさんの質問が寄せられ、森下様も一つ一つに丁寧に答えてくださいました。質疑は盛り上がり、予定を20分近くオーバーしました。印象的だったのは「目標達成のために正しい努力を継続すれば、東京大学は合格できる大学だ。」という言葉でした。3年生の今後の頑張りの支えとなるような言葉をたくさんいただいた講演会でした。

 

 「後悔無き航海へ」(講演Ⅰ)/ 「人という環境」(講演Ⅱ) 講師:森下雄一郎氏(鉄緑会)

DSC_00326月10日(金)7限目、森下 雄一郎氏(鉄緑会個別指導センター/ベネッセコーポレーション英語・グローバル事業開発部)をお招きして、進路意識を向上させるための講演会を実施しました。高校1年生~3年生対象の講演Ⅰでは、「後悔無き航海」を演題として、『大学選びのヒント』と『高校生活を楽しくするためのヒント』について講演いただきました。社会や大学入試の変化、グローバル化や大学合格のための学習法など幅広いテーマについてのアドバイスがあり、「①限られた情報で進路先を決定しない ②決めた選択肢が正しいかどうかはその後の自分の努力が決める ③そのためには学び続ける姿勢が必須である」など印象的なヒントをたくさん教えていただきました。DSC_0048

講演Ⅱでは、中学2年生~高校2年生の約100名の希望者に対して講演と質問会を実施しました。「人という環境」をテーマに、努力を重ねて高いレベルに到達することの意義について教えていただきました。東大希望者が集まる鉄緑会の校舎長である立場から、大学で学ぶことの意味や高い志を掲げて努力することの大切さについてお話をいただきました。「自分を刺激してくれる人が周りにいることで自分自身が圧倒的成長を遂げることができる」「世界トップレベルの先生が直接指導してくださる環境がある」「東大なんて無理!ではなく、東大でさえも正しい努力をすれば普通に目指せる大学である」「科学研究費補助金が多いことの具体的メリット」など貴重なお話を聞くことができました。講演のあとは生徒からたくさんの質問があがり、時間を忘れてしまうほど有意義な時間を過ごすことができました。

*鉄緑会とは、中高6年一貫校の生徒を対象とした東京大学受験指導専門塾です。

 

 

外務省職員をお招きして

DSC_00056月9日(木)7限目、知の触発プログラムの一環として、外務省 国際協力局 地球規模課題解決課 課長補佐 山口忍(ヤマグチ シノブ)氏をお招きして、グローバル・マインドを育むための講演会が行いました。中学3年生と高校1年生が参加し、次代を担う高校生に対し、高校生の外交・国際問題に対する関心や理解を深め、意識の向上を図ることを目的に外務省の仕事や外務省の役割の紹介、外務省職員が赴任国における日々の業務を通じて培った異文化コミュニケーションや国際交流の秘訣などについての講演が行われました。

座談会DSC_0026

放課後には、山口忍氏との座談会が開催され、中学1年生から高校3年生の希望者約40名が参加しました。生徒からの質問が途切れることなく続きました。将来、海外での活躍を考えている生徒も多数参加しており、将来の夢に近づくための貴重な時間を過ごすことができました。

 

 

平成27年度

「ハンナのかばん ~悲しみを希望に変えて」講師:NPO法人ホロコースト教育資料センター代表 石岡史子氏 

開催日:平成27年11月30日(月)

八代中学・八代高校生の希望者を対象に「ハンナのかばん」講演会を実施しました。第二次世界大戦中、アウシュビッツ収容所で、13歳で亡くなった一人の少女ハンナの物語を通して、ホロコーストの歴史を分かりやすく紹介してくださいました。講話後も、多くの本校生が石岡さんに質問をするなど、子どもたちの心に残る講演会となりました。

石岡先生が語るグローバルマインド:

『真のグローバルとは、

世界で起きていることに関心を持ち、ひとつひとつの命に思いを寄せることであり、行動を起こす勇気を持つことだ』

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【講話の流れ】 (記録と感想 高校2年 T.O)

・ハンナのかばんとの出会い

・ハンナの紹介

・第一次世界大戦とその影響

・ヒトラーによるユダヤ人差別の始まり

・第二次世界大戦の始まり

・強制収容所でのユダヤ人

・ハンナの死

・ユダヤ人を救った人々

【生徒の感想】

13歳で命を失ったハンナ。彼女だけでなく、迫害・虐殺を受けた約150万人が殺されなければならなかった理由がどこにあっただろうか。私は講演会の時からずっと考えていた。そしてたどり着いた答えは”ユダヤ人”だったから、というとても単純なものだった。

ユダヤ人への差別は、ユダヤ人とユダヤ人を差別する側の人間だけの問題ではなく、その2つの間にいた何の口出しもできず差別を見過ごす”傍観者”の存在も大きなものであった。どうして、差別を何も言わず見逃していたのか疑問でならなかった。ユダヤ人よりもはるかに多くの人々が差別を目の当たりにしていたはずなのに、正しくない、と声に出し立ち上がる人はいなかったのだろうかと思った。

石岡さんのお話を聞いていくとわずかながらユダヤ人を救いたいと立ち上がった人もいたそうだ。もし私だったらと考えたけれど、私には行動を起こす勇気が出なかった。なので、危険だとわかっていながら自分にできることを考え行動したその人たちの勇気についても思いを巡らせることができたし、二度と同じことが繰り返されないように身近なところから差別や偏見をなくしていきたいと思った。

石岡史子氏のブログに本校訪問の様子が掲載されています。https://d.hatena.ne.jp/holocaustcenter2/2015-12-02

★生徒募集のチラシ

ハンナのかばんチラシ

 

 

“Think Big, Start Small”モンゴルの子供たちを支援し、貧困のサイクルを断ち切る! 講師:NGOユイマール代表 照屋朋子氏

02開催日:平成27年7月21日(火)

今回の講師である照屋朋子さんは、世界経済フォーラムが選出する若手リーダー30人に選出されています。先生は、沖縄県出身で、早稲田大学法学部、上智大学法科大学院卒業です。高校からボランティア活動を開始し、大学時代に単身モンゴルに渡り、2007年にNGOを設立。孤児院と連携して子ども達の自立支援を行っていらっしゃいます。

[記録と感想 高校2年 T.O]

今回の照屋朋子さんの講演では、16歳の時にモンゴルのマンホールで暮らす子どもたち(マンホールチルドレン)の写真に出会い、衝撃を受けたことをきっかけに、ボランティア活動の道に入ったこと。それまでは、全く関心のなかった勉強の意味と大切さに気づいた経緯などについて語っていただきました。”Think Big, Start Small”という言葉を胸にマンホールチルドレンの支援に携わってこられた照屋朋子さんの生き様に触れ、また照屋さん自身のこれからの夢などについてのお話を聴き、同じ地球に住むもの同士が手を携えて生きていくことの価値を再認識する機会になりました。

04照屋朋子さんの講演後には、自分の進路のこと、モンゴルのこと、ボランティア活動のこと…などについてたくさんの生徒たちが順番待ちの列を作って(約20人)、質問していました。

【生徒の感想】

「夢や目標をもつことはとても大切なことだ」という言葉を今まで何度も耳にしてきた。けれど、私ははっきりとした目標を持つことなく、漠然と勉強や部活動をしていた。しかし、照屋さんの講話を聞いて、人間の原動力になるものは夢や目標であること、また、夢や目標は自分ひとりの力だけではかなえられないということが分かった。進路や将来について沢山の悩みを考える時期にある今、これらのことに気づくことができて本当に良かった。」

ファシリテーター:「三四郎の学校」代表 日賀優一氏

01今回は福岡県みやこ町で社会貢献活動の一環として「三四郎の学校」を運営されている日賀優一氏にファシリテーターを勤めていただきました。「ワールドカフェ」スタイルで、本校の中学1年生から高校3年生までの異年齢でグループを作って意見交換会を行いました。照屋氏の講演の前に発言しやすいリラックスした雰囲気を作っていただいたり、私たちの問題意識を掘り下げていただいたり、中学・高校生の参加者の全てが意見交換し、発言する機会を持てたことでいつもと違った新鮮な印象を持つことができました。特に、生徒の皆さんは、人の意見を尊重すること、異論を歓迎することの大切さを知り、視野が広がったという感想を述べていました。

 

 

 

「学問考THE鳳雛」

開催日:平成27年10月9日(金)

県内外の大学から14名の講師をお招きして、大学の講義を体験する「学問考THE鳳雛」を実施しました。中3から高2までの3学年が参加し、各生徒が興味関心や進路希望に応じた2種類の講義に参加しました。
大学での生の講義に触れることができた生徒たちは、みな「面白かった」「進路選択の参考になった」など、前向きな感想を述べていました。

※学問考THE鳳雛でご講義くださった先生と講義テーマ一覧(順不同)

大学名 講師名 テーマ
熊本大学 池田 志郎准教授 英語で書かれた絵本や小説を読もう
佐賀大学 安田 伸一准教授 著作権はどんな権利か
佐賀大学 山中 賢一准教授 生殖細胞研究の実社会での応用
佐賀大学 河野 史教授 看護学における形態機能学~保育園に通うネズミたち
鹿児島大学 中西 裕之准教授 高校数学と高校物理で読み解く宇宙
鹿児島大学 伊東 祐二教授 ヒトの遺伝子から作るバイオ医薬品
鹿児島大学 横山春彦准教授 身近なものから心理学を学ぶ
熊本大学 坂本 将基准教授 スポーツと脳のはなし
熊本大学 佐藤 晃准教授 地下ってどんなとこだろう~地下利用のすすめ
下関市立大学 西田 光一教授 広告表現から読み取れる商品価値について
崇城大学 西田 正志准教授 科学捜査とナノサイエンス
九州大学 曽我部 春香准教授 オリンピックとデザイン
九州ルーテル学院大 久崎 孝浩准教授 赤ちゃんの心を科学する
尚絅大学 坂田 敦子教授 食と免疫 ~免疫力をアップして強い身体をつくろう~

 

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