第68回全国高等学校PTA連合会大会佐賀大会に参加して

8月20日、21日の2日間、第68回全国高等学校PTA連合会大会佐賀大会が行われました。

今年度は佐賀県全域を会場とし、「広めよう 高めよう 慈しむ心」をメインテーマに掲げ、幕末から明治時代を生き抜いた佐賀の偉人達の考えや教え(慈しむ心)を忘れることなく、私達PTAも希望の明日を作っていくための大いなる一歩を踏み出す大会にしたいという思いを込めた全国大会でした。

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私は、唐津市を会場にした第2分科会(進路指導とPTA~学校と保護者が協働するキャリア教育~)に参加してきました。文科省からは「現在、高大接続改革を推進中で、2020年からの新入試制度や2022年からの18歳成人が開始されるにあたり、PTAと協力して問題点を改善していきたい。」と、お話しになりました。佐賀県知事からは「今の子供達には『志』が大事」だと伝えたい。とのことでした。

基調講演では、「レモンさんのビタミントーク!~慈しみの愛言葉!We are シンセキ!~」と題し、大阪大学の講師でラジオDJでもあるレモンさん(山本シュウさん)からの軽快なトークがあり、話術に引き込まれ、話される内容も同年代でもあり共感が持てました。

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愛言葉は、We are シンセキ!思いはズバリ「あなたの命は、あなただけのものじゃない!」ということを伝えられました。周りのみんなが身近な親戚、一人じゃないんだよ。私達保護者にも言えることだし、子供達にも言えることだと感じました。また、保護者には「自分目線で子供に話すより、相手目線で伝えてほしい。」子供達には「自分で考えて行動できるようになってほしい。」とのことでした。「失敗は学び」だと伝え、振り返りをきちんと行ってほしいとのことでした。そして、PTAには、学校の応援団として学校を助けてあげてください。学校と保護者と地域が1つのチームになるために、「信頼関係が大切」だということも伝え添えられました。

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午後の分科会では、神奈川県立鶴見総合高等学校、富山県立上市高等学校、三重県立朝明高等学校、そして鹿児島県立大口高等学校の事例発表に耳を傾け、それぞれのPTA活動の良さをしっかり勉強させていただきました。どの学校も子供達のコミュニケーション能力を向上させるための活動や地域の方との子育て(教育)活動等の発表でした。

2日目の記念講演では、俳優の片岡鶴太郎さん、柔道家の古賀稔彦さん、株式会社タニタの谷田千里社長、佐賀新聞社の富吉賢太郎専務取締役、唐津商工会議所宮島清一会頭の5人の方が各分科会場で講演されました。片岡鶴太郎さんのお話を聞きたかったのですが、分科会とセットの講演でしたので、唐津会場の宮島さんの講演を聞いてきました。

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日本銀行総裁、大蔵大臣、内閣総理大臣を務めた高橋是清が耐恒寮の少年達に英語教師として何を伝えてきたのか、また、その若者達がどう育っていったのか、そして唐津における英語教育から見られる明治初期の教育を現在入手できる史料をもとにお話しいただきました。自ら経験(体験)してきたことを伝えることの大切さを感じました。

最後に閉会では、次年度開催のお知らせがあり、「Kyoから!未来を拓く」~受け継ぎ、創る新たなストーリー~をテーマとして、京都大会が開催されます。

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