グローバルマインド育成の取組

グローバルマインドを育む「知の触発プログラム」

ハンナのかばんチラシ

 

 

開催日:平成27年7月21日(火)

講師:NGOユイマール代表 照屋朋子氏

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今 回のワークショップの講師である照屋朋子さんは、世界経済フォーラムが選出する若手リーダー30人に選出されています。先生は、沖縄県出身で、早稲田大学 法学部、上智大学法科大学院卒業です。高校からボランティア活動を開始し、大学時代に単身モンゴルに渡り、2007年にNGOを設立。孤児院と連携して子 ども達の自立支援を行っていらっしゃいます。

今回の照屋朋子さんの講演では、16歳の時にモンゴルのマンホールで暮らす子どもたち(マン ホールチルドレン)の写真に出会い、衝撃を受けたことをきっかけに、ボランティア活動の道に入ったこと。それまでは、全く関心のなかった勉強の意味と大切 さに気づいた経緯などについて語っていただきました。”Think Big, Start Small”という言葉を胸にマンホールチルドレンの支援に携わってこられた照屋朋子さんの生き様に触れ、また照屋さん自身のこれからの夢などについての お話を聴き、同じ地球に住むもの同士が手を携えて生きていくことの価値を再認識する機会になりました。

照屋朋子さんの講演後には、自分の進路のこと、モンゴルのこと、ボランティア活動のこと…などについてたくさんの生徒たちが順番待ちの列を作って(約20人)、質問していました。

04生 徒の感想(T.O) 「夢や目標をもつことはとても大切なことだ」という言葉を今まで何度も耳にしてきた。けれど、私ははっきりとした目標を持つことな く、漠然と勉強や部活動をしていた。しかし、照屋さんの講話を聞いて、人間の原動力になるものは夢や目標であること、また、夢や目標は自分ひとりの力だけ ではかなえられないということが分かった。進路や将来について沢山の悩みを考える時期にある今、これらのことに気づくことができて本当に良かった。」

ファシリテーター:「三四郎の学校」代表 日賀優一氏

01今 回は福岡県みやこ町で社会貢献活動の一環として「三四郎の学校」を運営されている日賀優一氏にファシリテーターを勤めていただきました。「ワールドカ フェ」スタイルで、本校の中学1年生から高校3年生までの異年齢でグループを作って意見交換会を行いました。照屋氏の講演の前に発言しやすいリラックスし た雰囲気を作っていただいたり、私たちの問題意識を掘り下げていただいたり、中学・高校生の参加者の全てが意見交換し、発言する機会を持てたことでいつも と違った新鮮な印象を持つことができました。特に、生徒の皆さんは、人の意見を尊重すること、異論を歓迎することの大切さを知り、視野が広がったという感 想を述べていました。

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