まず、午前中の熊本大学発生医学研究所見学の様子です。
最先端の医学研究に触れることで、自然科学に対する関心を高めることとを目的として、毎年訪問しています。
初めに、発生医学研究所についての説明を伺いました。
次に、「幹細胞を使ってヒトの発生の再現に挑戦する」という演題でご講義頂きました。
万能細胞と司令塔細胞を混ぜると、ヒト胚モデルができるそうです。
その仕組みなどを、丁寧に教えて頂きました。
次に、「勉強しても忘れるのはなぜ?脳と記憶の話」という演題でご講義頂きました。
なぜ複数の道筋から記憶すると忘れにくくなるのかや、忘れることも大切なことであることなどを教えて頂きました。
最後に、研究室見学です。
脳や腎臓の発生に関する研究を顕微鏡で観察したり、ネズミの細胞の染色実験を体験したり、11の班にわかれて学びました。
大学の研究室に入ることが初めての経験だったため、生徒たちも深い学びにつながったのではないかと思います。
熊本大学の先生方、ありがとうございました!