11月15日に、中高全生徒を対象とした2学期校内人権集会が行われました。
今回は水俣病に関する講話を通して、水俣病問題に関する正しい知識を習得し、そこから得た教訓を共有することにより、「集団や社会の一員としてよりよい生活や人間関係を築こうとする自主的、実践的な態度」を養うとともに、熊本県の人権課題である水俣病問題について、自分のこととして考えることが、自分や他者の人権を守ることにつながることを意識できる機会とすることを目的として実施されました。
講師に水俣病センター想思社職員の永野様をおむかえして、「水俣病の歴史と人権~熊本県民としてしっておきたい水俣病のこと~」というテーマで、ご講話いただきました。教科書の文章や数字だけではわからない被害者の方の思いや、水俣病の歴史と人権について地域住民や企業、関係機関のそれぞれの立場等も丁寧に教えてくださいました。
熊本県では、世界人権デーである12月10日の前の1ヶ月間を「熊本県人権月間」と定められています。
生徒のみなさんは、この機会に、自身の人権意識を振り返り、よりよい社会づくりのために何ができるのかを考えてほしいと思います。
永野様、ありがとうございました!