1月27日(月)3年生を対象に性教育講演会を開催しました。
熊本看護協会を通じて、熊本市民病院から助産師の田上美保さん、井上真実さんにお越しいただいてお話をしていただきました。
妊娠から出産までを、写真やビデオを見ながら学習し、命の不思議さ、大切さに改めて気づくことができました。また、生まれてくることができない命もあることを知り、自分の行動に責任を持つことの大切さを学びました。
さらに直前の保健の時間に「性感染症」や「AIDS」について学んでいたので、より詳しく知ることができました。
<生徒の感想>
・“ knowledge is power (知識は力である)”
・命の大切さを改めて感じた。動画を見て、自分が生まれるときもあんな感じだったと思うと親に感謝したい。たくさんの人の支えや苦労があって生まれたことがわかった。また、生まれたことがあたりまえではなく、たくさんの奇跡によって生まれたことを知り、自分自身も、友だちも大切にしようと思った。将来につながる重要なことを知れたので、今回のことを忘れず生活したい。
・命の誕生はかけがえのないものだと思った。命の誕生は奇跡で、もしかしたら自分は生まれていなかったかもしれないと思うと親に感謝しなければならない。これから自分に関わってくることなので、正しい知識を身に付ける必要があると思った。妊娠するかどうかは、話し合って決めて、責任を持つ必要があると思った。命の誕生はとてもうれしいことであるので、これからしっかり考えていきたい。
・大人になるにつれ、卵子の数が減ることを初めて知った。妊娠するのに適切な時期がある。現在は、女性の社会進出が進み、妊娠のシーズンを逃してしまうということがおこっているのではないかと思った。社会全体がもっと妊娠や育児に目を向けて対策をしてほしい。性は命をつなぐうえで大切なことなので正しい知識を持とうと思った。
・僕は男だから女性の社会での生きにくさ等はわかりづらかったが、命の授業を受けて、社会制度や配慮など改善することがたくさんあると感じた。特に、女性の社会進出が子どもをつくりにくくなっている原因であることを知り衝撃を受けた。また、LGBTQについてよくわかっていないので、これから理解を深めていこうと思った。