6月の「歯の衛生週間」の取組の一つとして、昼食時間に各クラスで歯みがきの大切さを訴えました。今年の歯科検診の結果、19.4%の人たちが、まだむし歯の治療が終わっていないことがわかりました。また、むし歯はなくても、歯に歯垢が付いている人、歯ぐきがはれて、歯周病になりそうな人がいることがわかりました。
歯周病の元となるのは、「歯周病菌」とよばれる細菌群です。歯周病菌とは、数百種類にもおよぶ「歯周病を起こす原因となる細菌」の総称です。これらの細菌は、何らかのきっかけにより、血管から全身へと入りこんだり、口腔から気管を通って肺に炎症を起こすことがあります。近年、糖尿病や心臓疾患、脳卒中や認知症などさまざまな全身疾患との関連性が明らかになってきています。
このような話をした後、昼食後の歯みがきチェックを行いました。