１０月１２日(水)～１０月２１日（金）にかけて「対話力」の時間において、MESE（ミース）を行いました。
MESE（Management & Economic Simulation Exercise）は、コンピュータを活用して意思決定力を養成するシミュレーション・プログラムです。「意思決定には”結果”と”責任”が伴う」という理解と認識を経て、広い視野にもとづく自律的判断力（考える力）、意思決定力、他人と違う意見をもつ勇気、異質の意見に対する寛容性、コスト意識など、社会生活に必要な基本的資質を育みます。
実際には、生徒４～５名の班を作り、会社の重役となって「エコペン」という仮想の商品を生産し、販売するという会社経営をします。検討材料となる「業績レポート」と「業界レポート」を分析して、エコペンの「価格」・「生産量」・「宣伝広告費」・「設備投資費」・「研究開発費」の５項目を決定します。
「意思決定」すると、各社の業績が反映された同レポートがプリントされるので、それを分析し、「意思決定」を繰り返します。最終的には各社の「MPI（経営の格付け指標）」の数値の高さで経営成績の順位を決めます。
中には、長期的視野を持ち着実に業績を伸ばす班もあれば、思うように業績が伸びず、四苦八苦していた班もありました。
生徒達が、友だちの意見を尊重する大切さ等を改めて学んだ様子がうかがえました。
