高2探究【10月15日(金)6・7限「課題研究④」】活動の様子

2021.10.19

イベント 


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本校の「探究(総合的な探究の時間)では、「国際社会の多様性を理解する人権感覚を身に付け、他者とのコミュニケーションを円滑に維持しながら、協働的、発展的に物事を遂行することができるようになる」ことを目標に、年間計画に基づいて様々な取り組みを行っています。高校2年「探究」の取り組みを紹介します。

 

高2探究【10月15日(金)6・7限「課題研究④」】活動の様子

今回の探究では、グループや個人で校外活動に出かけたり校内で講演を伺ったりしました。また校内で引き続き調査活動した生徒もいました。

校外活動に出かける生徒たちは、晴天の下、各々自転車を漕いで現地に向かっていきました。

校内に残る生徒も、電話で地域の方にアポイントを取ったり調べたりしながら、それぞれに探究を進めていました。

 

本町アーケードでは、地域活性化プロジェクトのグループが、本町2丁目商店街振興組合専務理事・まちなか活性化協議会タウンマネージャーの櫻井力助さんから、アーケードの課題や活性化の方策などについて教えていただきました。

球磨川河口では、環境探究プロジェクトで河川や海の保全について考えている生徒たちが、国土交通省九州地方整備局八代河川国道事務所の皆さんと一緒に不法投棄問題について考えました。生徒たちはゴミ拾いをしながら、どんなゴミがどんなところに落ちているかを調査しました。

同じく環境探究プロジェクトのジビエ班は、株式会社イノPの大池早代さん、熊本県県南広域本部農林部林務課の鳥居真臣さんとジビエ料理のメニューを考えたり、販路や活用法について意見を出し合ったりしました。少人数ならではの和気あいあいとした雰囲気の中で活発な意見交換が行われていました。

地域遺産継承プロジェクトは、メンバー7人と北村先生とで八代市立博物館を訪問し、博物館の役割や展示物についてお話をいただいたり、生徒たちの質問に答えていただいたりしました。

 

 

校内では、地域医療・健康増進プロジェクトのグループが、国保水俣市立総合医療センターの坂本不出夫先生から地域医療の現状と課題についての講話を聴きました。医療系を志望する生徒たちにとって、現場の声を生で聞けたのは、とても貴重な経験だったようです。

 

多様性を認め合う社会づくりプロジェクトのメンバーは、熊本県ユニセフ協会の保田清美さん、上村雅子さんからユニセフの活動や難民支援活動について教えていただきました。難民支援について人ごとでいてはいけないと実感し、ボランティアに参加したいと感じた生徒がたくさんいました。講話終了後には、個人的に質問に行った生徒もいました。

地域の力を借りることで、生徒たちの学びが生きたものになってきています。

 

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