高1 知の触発プログラム実行委員会 報告

2020.09.30

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知の触発プログラム実行委員の生徒たちが、進路講演会の内容を掲示用にまとめました。以下は、掲示物とその内容です。ぜひお読みください。

知の触発プログラム進路講演会

 

9月11日6・7時限目、八代高等学校第一体育館にて、九州大学大学院農学研究院助教である佐藤剛史氏による、リモート講演会が行われた。講演会には、八代高校の1年生約250名が参加した。内容は、先生の九州大学時代の生活や、その生活で学んだことなどだった。生徒からの質問にも答えていただいた。

 

佐藤先生が私たちに伝えたいこと

「実際の現場を知る」

佐藤先生は九州大学農学部に編入した当時、周りより約6年間遅れていたため、相当な差がついていたという。どうにかしてこの差を縮められないかと考え、あることを思いついた。それは実践経験を積むことであった。平日には大学に通い、休日には農家の手伝いに行く。この生活を1年間続けた。すると、周りの評価も自然と上がりはじめ、しだいに自信もついてきたという。

 

「行動すること」

九州大学農学部時代、佐藤先生はお金に困っていた。そんな時、たまたま目に入った広告に賞金100万円の論文コンクールがあった。先生は、実際に農家に行って手伝った経験について論文を書き、応募した。そして、見事に最優秀賞を獲得した。賞金100万円だったので沢山の大学生が応募しているだろうと思っていたが、応募人数はわずか100名ほどだった。当時の大学生の数の約0.000000004%である。先生は「可能性があるのに手を出さないのは、言い訳」とおっしゃった。

 

「人と比べない」

人と比べなければ自分を好きになれる。人に信じて欲しければ、まず自分が自分のことを信じる必要がある。大切なことは、成功することではなく、成長することである。そして、佐藤先生が私たちに最も伝えたかったことは、「人生はできるかできないかではなく、やるかやらないかである」ということであった。

 

八代高校・中学PTA
八代高校同窓会

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